ぼく、
もうケガしないよ
おばあさんを亡くした“ぼく”の体験を共有し心の動きを追いながら、最小限の言葉を手がかりに読み手自身の考えを導き出す絵本。
この絵本を作るきっかけとなった、“私”が語る、本当にあった物語をサイドストーリーで紹介しています。
おおもり みゆき・絵
Miyuki OOMORI / Illustration
時は高度成長期真っただ中。
嘘と曲がった事が大嫌いな江戸っ子の父と、海軍士官の厳格な父親を第二次大戦終戦の年に亡くした母との間に、長女として東京に生まれ育つ。
画材が友達だった病弱な幼少期を経て東京藝術大学工芸科を卒業後、壁画やデザイン、その他さまざまなものつくりを生業に生きるうち、健康と、そして二児にも恵まれ母親業を経験する。
人として、シングルマザーとして、たくさんの収穫と少しの後悔を胸に、地球上の子供たちの幸せな未来を思い、初めての絵本制作に作画等で参加。
1988年より アトリエ アール・コロール主催。
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きたばやし まさよ・文
Masayo KITABAYASHI / Composition
私は、京都でお弁当屋さんを営む両親と、年のはなれた姉。そして一緒に暮らす祖父、祖母のもと、6人家族の次女として誕生しました。
子どもの頃は、フェルトで人形を作ったり、マフラーを編んだり、一人でものを作って遊んでいました。
私もこの絵本の少年のように祖母が大好きでした。祖母は、ビーズで小物を作るのがとても上手で、祖母の横にすわって作品が出来上がる様子をワクワクしながら見ていたことを思い出します。私が「もの作り」が好きなのは、間違いなく私の中をながれる祖母の「ち」ですね。
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たきもと なおみ・英訳
Naomi TAKIMOTO / English translation
東京、世田谷区出身。
高校在学中に雑誌や企業のキャンペーンガールとしてモデル業界にデビュー。
その後TVリポーターとしてドキュメンタリー番組や旅番組などで世界の国々から自然や食を通じて文化をレポートする。
30歳を機に渡米。数々のTV番組の制作コーディネート、ドキュメンタリー映画本編の翻訳、字幕制作等を手掛ける。
米国カリフォルニア州ロスアンジェルス在住。
141・監修
141 / Supervisor
この絵本は、幼い頃の息子に伝えた家族の絆と世界のつながりについて紹介する絵本です。
私の祖母と母が立て続けに亡くなった時に、
「きみの血は、曽祖母、祖母そして両親やたくさんの家族を繋いでいる」と教えました。
その時息子が「ケガをしないようにする」とすぐに答えたのが題名になり、 その会話からストーリーが構成されました。
絵本では、家族だけでなく、世界中の人々もつながっていることを伝えることで平和を描いています。
F.D.I.・制作
F.D.I. / Production company
有限会社エフディーアイ
代表・藤井清繁
A company that designs shops, offices, events, etc.
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絵本に込められたもうひとつのストーリー
この絵本の制作するにあたり、共感せざるを得ない事実がありました。
それは、この5分33秒のドキュメンタリーが教えてくれます。
DNA解析という科学の力によって解き明かされた生命の絆は、
国や人種、宗教のような、人類が後発的につくりあげた集団的な心の壁を
いともたやすく飛び越え、世界中の人々を“いとこ同士”にしてしまうのです。
「DNAの旅 (The DNA Journey)」
[制作] モ・モンド旅行社 [日本語字幕] イルコモンズ (2016年 日本語字幕版)

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